欧州海上安全レポート
英国運輸省:MASSに関する意見公募結果を公表 第*号R6年1月*日
ノルウェー:合弁会社により無人船舶計画を推進
ディープオーシャン社DeepOcean、ソルスタッド・オフショア社Solstad Offshore ASA、およびオーステンショー・レデリ社Østensjø Rederiの合弁会社であるUSV AS社は、無人水上艦(USV)の初契約を発注した。このプロジェクトの主要サプライヤーであり、自律航行システムと無人ソリューションにおいて業界を代表するマリタイム・ロボティックス社が、無人航行を可能にする自律航行システムの統合を提供する。USVの初号機は、さまざまな海面下作業に対応できる全長24メートルの船舶で、陸上のコントロールセンターから操作され、最大30日間無給油でオフショア作業を行なうことができる[i]。
プロジェクトパートナーであるソルスタッド社によると、この無人水上艦(USV)は、海面下での点検・保守・修理(IMR)作業に利用される従来の船舶と比較して、二酸化炭素排出量と運航経費を大幅に削減することができるという。この水上艦はスペインのアスティレロス・ゴンダン造船所で建造される。2024年末までに引き渡され、2025年には就航の予定である。[ii]
[i] 参照記事: Hydro International: https://www.hydro-international.com/content/news/norwegian-joint-venture-announces-uncrewed-vessel-plans-with-maritime-robotics
[ii] 参照記事:press release: https://www.solstad.com/usv-as-orders-first-unmanned-surface-vessel/