2017/7/19 LROニュース(4)

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  • 2017.07.19 UP
    2017/7/19 LROニュース(4)
    • 1】北極海における重油使用禁止のための具体策が次回MEPC72で議論
      • 1】MEPC71においては、加、独、蘭等の国々から、北極海における船舶による重油の輸送とバンカーとしての使用による環境汚染のリスクを減らす方法について提案があり、デンマーク、仏、西などの国々から広い支持を受けた結果、具体的な施策について2018年4月のMEPC72で検討されることが決定された。
      • 原文 July 10, 2017, World Maritime News (Hannah)
    • 2】国際海運会議所がMEPCの結果を歓迎
      • 2】国際海運会議所(ICS)がMEPCの結果を歓迎するコメントを発表したところその概要以下のとおり。①地球温暖化ガス問題について具体的な進展はなかったものの、ICSをはじめとする業界提案が加盟国に好意的に受け止められ、具体策が10月の作業部会で議論されることになったのは一歩前進②バラスト水管理条約の既存船への適用期限の2年間延長によって、船主は環境問題に適応したさらに確立した装置を選択し投資することができることになった。
      • 原文 July 12, 2017, ICS (Hannah)
    • 3】黒海の船舶に対して誤GPS信号攻撃
      • 3】米国海事局の安全情報によれば、6月22日、20隻を超える船舶がロシアのノヴォロシスク沖合の黒海で同時にGPSの誤信号を受信するという事件が発生した。ロシアは米国のミサイル攻撃に備えて、国内に25万か所のGPS妨害装置を設置しているといわれ、米国家情報長官によれば、ロシアとその同盟国は米国の衛星システムを妨害する能力の向上に努力を傾注している。仮に今回の事故が、ロシアの仕業だったとして、ロシアの意図は不明だが、船舶の航行にあたっては、米国海事局の助言に従い、「GPS信号を信じても良いが、必ず他の方法で位置情報の確認を行う。」ことが肝要である。
      • 原文 July 11, 2017, The Maritime Executive (長谷部)
    • 4】ICS: BBNJの議論にあたっては既存のIMO条約の尊重が必要
      • 4】国際海運会議所(ICS)は7月12日、「現在国連で行われている公海上の海洋生物多様性の保護と持続可能な利用に関する国連海洋法条約(UNCLOS)の改正作業は重要だが、既存のIMOの条約体系を尊重し、重複を避け、公海における航行の自由や旗国と沿岸国との間の権利義務の均衡を維持すべきである」とする声明を発表した。現在の国連における検討作業の目的は、公海上における無制限な漁業活動から世界的な漁業資源を保護し、陸上の農業や工業生産活動に起因する海洋の酸性化やプラスチックゴミにより海洋生態系を保護することを目標に、既存の条約や規制の不足部分を補うものであり、結果として、公海上における海洋環境保護区(MPA)の設定や公海上における環境汚染賠償責任といった複雑な問題が取り上げられる可能性があるが、自由な海運活動が損なわれないように配慮されるべきであるとコメントしている。
      • 原文 July 12, 2017, ICS (長谷部)
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