2017/9/7LROニュース(4)

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  • 2017.09.07 UP
    2017/9/7LROニュース(4)
    • 1】カナダ政府が北極圏における海洋環境と共同体保護に1億7500万ドルの予算
      • 1】昨年11月にカナダの自由党政権は15億ドルの「海洋保護計画」を発表したが、8月27日、その一部として北極圏における海洋環境対策として1億7500万ドルを支出すると、交通大臣がカナダの北極圏のケンブリッジ湾で発表したところその概要は以下のとおり。①北極圏に住む地元住民の発意に従った海上輸送の安全確保に必要な機器とインフラの整備に今後5年間で9430万ドル。②先住民とその他の関係者の連携を強化し、先住民族の環境・生態系・文化に可能な限り大きな影響を及ぼさない「影響の少ない海上ルート」の確立③2990万ドルでヌナブト準州のイカルイトに油濁汚染対策のための格納庫と宿泊施設を備えた「北極海国立航空哨戒計画センター」を新設するなど。
      • 原文 August 27, 2017, 加政府(長谷部)
    • 2】北極海で北欧諸国が捜索救助能力強化のために新たな情報共有ツール
      • 2】北欧閣僚理事会(Nordic Council of Ministers)はEUの支援事業であるEfficienSea2事業の支援を得て、北極海における捜索救助(SAR)能力を向上させるために、新たなシステムを開発した。この新たなサービスは北極海を航行する船舶に無料で提供され、船舶はインターネットを通じて地図をベースにしたプラットフォームであるArcticWebにログインさえすればサービスの提供を受けることができる。同システムはスウェーデン海事庁等によりシミュレーション上の実験を既に成功裏に終了している。捜索救助活動にあたっては、活動に従事する船舶の間の連携は従来はラジオ連絡に依存していたが、本システムの導入により、どの船舶がどこでどのようなパターンで捜索活動を行っているかという情報を、捜索活動の全体指揮者ばかりではなく、捜索活動に参加している全船舶が同時に自動的に共有することが可能となった。
      • 原文 August 30, 2017, EfficienSea (長谷部)
    • 3】CSOアライアンスとエアバス社が海事犯罪報告プラットフォームを設立
      • 3】バルチック国際海運同盟(BIMCO)・North P&I・マーシャル諸島海事庁・DNV GLによって結成された保安責任者(Company Security Officers: CSO)アライアンスはエアバス社の防衛・宇宙部門と協力して、世界規模で海事犯罪情報を共有するオンライン報告プラットフォームを10月上旬に立ち上げると発表した。このプラットフォームは、全世界をカバーする、自主的かつ匿名の事故報告ポータルで、船主・船社・港湾・保険会社・旗国・船級協会等のCSOが海賊のような物理的な犯罪ばかりでなくサイバー攻撃を含む情報を把握し、それぞれのリスクのレベルを評価し、適切な決定と対策をとることを支援する。
      • 原文 August 30, 2017, Airbus (長谷部)
    • 4】ロシア政府が年末までにソブコムフロトの株式の売却に意欲
      • 4】ロシア政府は国営石油・ガス運搬海運会社のソブコムフロトの民営化を何回か表明し、そのたびに延期してきたが、8月29日、パリを訪問中の経済相が年末までに同社の株式を売却したいと再度表明した。ウクライナ危機に対する対ロシア制裁を受けて、ロシア政府は国家収入を増やすために、国営企業の民営化を再度進めようとしており、ソブコムフロトについても今年の5月から6月にかけて株式の1/4を240憶ルーブルで売却しようとしたが延期されていた。8月初めにも第一副首相が同社の売却交渉をアジアの投資家と進めていると発言している。
      • 原文 August 29, 2017, gCaptain (長谷部)
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