2017/5/17 LROニュース(5)

NEWS


※LROニュースの内容については、有料メールニュースなど営利目的での転載はご遠慮頂くとともに、2次使用の際はLROニュースからの転載である旨を明示していただきますよう、お願いいたします。

トップページ > LROニュース > 2017/5/17 LROニュース(5)
  • 2017.05.17 UP
    2017/5/17 LROニュース(5)
    • 1】シンガポールが3期連続で、世界で主導的な海事首都に選出される
      • 1】ノルウェーのコンサルのMenon社が発表した「2017年世界における主導的な海事首都」という報告書によれば、シンガポールが3期連続で、世界で最も主導的な海事首都に選出された。調査対象となった15の都市のうち、2位がハンブルグ、3位がオスロ、4位が上海、5位がロンドン、8位が東京、13位が釜山となっている。評価は海運、海事金融と海事法、海事技術、港湾物流、都市の国際競争力の5部門別に行われた。評価は全世界から250名の海事専門家が参加して、50の客観的・主観的な指標に基づき評価が行われた。今回の調査は3度目の調査だが、先回調査と比較して上位3都市に変動はない。報告書本体は下記のリンク参照。
      • 原文 Menon Economics (長谷部)
    • 2】北極評議会の作業部会が北極圏における雪氷・永久凍土の状況を調査報告
      • 2】北極評議会の作業部会の一つである北極圏監視評価プログラム(AMAP)は2010年から2016年にかけて、90人以上の科学者が参加して、北極圏の雪、海水、海氷、永久凍土の状況(SWIPA)を調査し、さらに28人の専門家が調査の品質管理に参加した調査報告書を発表したところ概要は以下のとおり。北極海は最速で2030年代後半にはほとんど海氷がない状態になる可能性がある。最近の北極圏、南極における氷河等の融解速度を前提にすると気候変動に関する政府間パネル(IPCC)による海面上昇に関する既存の予測は楽観的すぎる。北極圏の気候変動は、東南アジアのモンスーン気候さえも含む北半球の中緯度圏の気候にも影響を及ぼす。北極圏の温暖化は、過去に前例のないペースで進んでおり、地球全体の温暖化の2倍のペースとなっている。報告書の概要は以下のリンク参照。
      • 原文 AMAP (Hannah)
    • 3】EUが交通とエネルギーの相乗効果が得られるインフラに2210万ユーロを投資
      • 3】EU加盟国は、持続可能で効率的な交通・エネルギー関連インフラを開発するための7事業に2210万ユーロを投資するという欧州委員会の提案を承認した。この資金はConnecting Europe Facility (CEF)事業の中のSynergy call予算から支出される。今回の事業は汎欧州エネルギーネットワーク(TEN-E)と汎欧州交通ネットワーク(TEN-T)の相乗効果を図るのにふさわしい7地域・事業を選定している。事業の例としては、バンカーとしてのLNGをマルタに供給するためにイタリアとマルタの間にLNGパイプラインを建設する事業、クロアチアの鉄道網のエネルギー効率性の向上を図るためスマートグリッド(次世代送電網)を創設する事業、オーストリアとドイツの間の輸送回廊に戦略的な電気蓄電設備を建設する事業などが含まれる。
      • 原文 Apr. 24, 2017, EU (長谷部)
    • 4】比ボホール州のASG掃討が完了
      • 4】比軍報道官によれば、5月16日にボホール州パンガンガン島でアブ・サヤフ(ASG)構成員2名を殺害し、これで同州におけるASGの掃討を完了した。今年4月初旬に同州に侵入したASGに対し、ドゥテルテ大統領は徹底した掃討作戦の実施を軍に指示しており、ASGの所在に関する情報に2万ドルの懸賞金を懸けていた。情報を元に軍と警察の部隊は4月11日に11人のASGと交戦し4人を殺害、残りのASGのうち4人を4月22日に殺害、5月4日に1人を逮捕していた。ASGは未だ多くの船員を人質に取っており、比軍による大規模な掃討作戦が行われているほか、タウイタウイ島とサバ州の近海ではインドネシア、マレーシアとともに合同海上パトロールが行われている。
      • 原文 May. 16, 2017 The Maritime Executive(武智)
    • 5】4月の欧州への不法移民の状況
      • 【5】主要3ルート(地中海中部、地中海東部、西バルカン)における、4月の欧州への不法移民数は、前月比2%増の14,100人以上に上った。今年1月から4月における全体の合計では、前年同期(約47,000人)の84%に減少したが、イタリアを通過する地中海中部ルートについては、37,200人を超え、前年同期より33%増加している。このルートの不法移民はナイジェリア、バングラデシュ、コートジボワール人が中心であり、今年初旬以降、バングラデシュ、モロッコ、パキスタン人の増加が見られ、多くはリビアで労働していたものの、政情不安と雇用の減少から、最近になって欧州を目指したものである。
      • 原文 May. 16, 2017 Frontex(武智)
  • 資料閲覧 その他