2017/3/24LROニュース(8)

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  • 2017.03.24 UP
    2017/3/24LROニュース(8)
    • 1】 アブサヤフ掃討のために比軍が陸上拠点制圧作戦
      • 1】 3月3日、比軍は身代金が支払わなかったため、アブサヤフ(ASG)によって2月下旬に処刑された独人ヨットマンの遺体を回収した。ASGは昨年、スールー海とセレベス海を世界で最も危険な海域とし、昨年4月以降、5人の民間人を処刑し、現在でも30人以上の船員を人質にしている。比海軍の哨戒艇はASGの高速艇より遅いので、海上で海賊を捕捉することは困難であり、比軍はバシラン島などのスールー海の島々にあるASGの陸上の拠点に対し掃討作戦を行っている。掃討作戦はASGの活動を抑制はしているが、ASGは昨年1年間だけで、700万米ドル以上の身代金を稼いでおり、経済的に困窮している地域の若者を仲間に引き入れ、地域住民と連帯することが容易で、ASGの根絶は政府軍にとって容易でない。
      • 原文 Mar. 7, 2017,The Maritime Executive(長谷部)
    • 2】 FMCがサービスコントラクトとNSAsに関する規制緩和を決定
      • 2】 3月6日、米連邦海事委員会(FMC)は、トランプ大統領が最近出した「不必要で経済的な負担をもたらす規制を大幅に緩和すべし」という大統領令に従い、サービスコントラクト(SC)と非船舶運航一般輸送人(NVOCC)とのサービス協定(NSAs)に関する規制を、現在の海運実務慣行に合わせて大幅に規制緩和することを委員の全員一致で可決した。FMC委員長代行は、時代遅れとなり、効率的な海運業務の実施を妨げているような規制については、今後とも引き続き見直していくと言明した。今回の規制緩和は1998年の外航海運改革法に基づき制定された既存のSCに関する規制と、2005年に導入されたNSAsに関する規制に対する最初の包括的な見直しとなる。
      • 原文 Mar. 6, 2017,FMC(長谷部)
    • 3】 トランプ政権予算案:メキシコ国境警備強化のためにUSCG予算を大幅削減
      • 3】 トランプ政権は、メキシコとの国境警備のための予算拡充の財源として、沿岸警備隊(USCG)、運輸保安庁(TSA)、連邦緊急事態管理庁(FEMA)の予算を削減する一方で、税関・国境警備局(CBP)と移民税関捜査局(ICE)の増員と国境管理強化のための壁の建設を含むインフラの整備予算を50億米ドル増額することを検討している。それぞれの予算の削減率はUSCGが14%、TSAとFEMAが共に11%とされている。国土安全保安省全体の2018年度予算は6.4%増加して、438億米ドルとなる見込み。
      • 原文 Mar. 9, 2017,NY Times(長谷部)
    • 4】 HELCOM:港湾における旅客船から下水汚物受け入れ設備の整備について協力
      • 4】 2月28日から、ヘルシンキで開催されていた第38回HELCOM(バルチック海洋環境保護委員会―ヘルシンキ委員会)において、港湾受け入れ施設(PRFs)の整備について協力するためのプラットフォームの作業計画と、環境にやさしい船舶技術と代替船舶燃料に関するHELCOM海事小委員会の作業計画が採択された。バルト海の特別海域内における旅客船からの下水汚物排出規制は新造船については2019年6月1日から、既存船については2021年の6月1日から適用されるが、本規制は14番目の持続可能な開発目標(SDG)である海洋・海洋生物の持続可能な保全と利用に直接的に貢献するものである。上記規制の適用開始に備えて、バルト海の各港湾が旅客船からの下水汚物を受け入れる施設の整備を適正に準備することは不可欠であり、関係者がプラットフォームを利用して互いに協力し合うことが肝心である。
      • 原文 Mar. 3, 2017,BPO(長谷部)
    • 5】 韓国の駆逐艦がEUのアタランタ作戦に参加
      • 5】 2月27日から3月4日にかけて、韓国の駆逐艦と海賊対策ユニットが、ソマリアに近いアデン湾でEUの海賊対策作戦であるアタランタ作戦に参加した。危険海域における商船の護衛と海賊船の発見が、作戦の主目的となっており、韓国からは駆逐艦の他に、揚陸艦、海上偵察機、複合艇も作戦に参加した。昨年12月にEU=韓危機管理行動協定が発効したことを受けて、韓国軍が初めて同作戦に参加したもの。
      • 原文 Mar. 5, 2017,聯合ニュース(長谷部)
    • 6】 NZとフィジーが船底に大量のフジツボ等が付着した貨物船に退去命令
      • 6】 インドネシアからNZのタウランガ港に入港した貨物船の船底に大量のフジツボなどの海洋生物が付着していたのが潜水士によって発見されたため、NZの第一次産業省は当該船舶に対して24時間以内にNZ領海から退去するように命じた。NZは自国の農産物や動植物を守るために、国境において、外国種の侵入を厳しく制限しているが、2018年から船底に付着している船舶は、NZに入域する前に船底を洗浄することを求める新たな規制を導入する予定。当該船舶はNZを離れて、フィジーに向かったが、同国の当局は同船の入港を拒否することを明らかにしている。
      • 原文 Mar. 8, 2017,BBC(長谷部)
    • 7】 EU3機関が海上保安に関する協力協定を締結
      • 7】 欧州国境沿岸警備隊(Frontex)、欧州海上保安庁(EMSA)、欧州漁業管理機関(EFCA)の3機関は、海上保安に関する協力協定に署名した。本協定により3機関の総合的な海洋状況把握能力が向上し、捜索救助、海洋調査、法令執行、漁業管理及び海事法令の励行といった分野における支援を通じて、EU加盟国により高度なサービスを提供することが確実視されている。また将来的には、3機関が加盟国の海上保安能力向上のため可能な範囲で、海上保安に関するガイドラインや勧告、ベストプラクティスを展開するとともに、専門的な訓練の実施も見込まれる。
      • 原文 Mar. 23, 2017EMSA(武智)
    • 8】 USCG麻薬阻止航空隊が通算500件目の麻薬阻止を記録
      • 【8】 3月11日、米国沿岸警備隊(USCG)麻薬阻止戦術ヘリコプター大隊(HITRON)は、東太平洋において麻薬を積んだ高速ボートを停船させ、通算500件目の麻薬阻止を達成した。HITRONは2000年に設立された、麻薬密輸船の停船を任務とする武装ヘリコプター部隊であり、設立以来167億ドル以上に相当する、コカイン約422,000キロ及びマリファナ27,000キロの密輸を阻止している。
      • 原文 Mar. 15, 2017USCG(武智)
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