2017/12/6 LROニュース(4)

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  • 2017.12.06 UP
    2017/12/6 LROニュース(4)
    • 1】国連人権高等弁務官がEUのリビア支援を批判
      • 【1】国連人権高等弁務官は、リビア国内の難民収容施設における非人道的な処遇について国際社会の認識と処遇の改善を求めるとともに、EUがリビア沿岸警備隊に対し、難民船の発見とリビアへの連れ戻しについて支援を行っていることについて、難民の虐待の防止に何ら役に立たないと批判した。リビアの不法移民対策局によれば、リビアの難民収容施設の収容者は今年9月中旬には約7,000名であったが、11月初旬には約19,900名に急増している。国連の調査によれば、リビアの難民収容施設では施設の警備員や人身売買組織による暴行や性的虐待が発生している。
      • 原文 Nov. 14, 2017 OHCHR(武智)
    • 2】船員の自殺率が急増
      • 2】UK P&Iの調査によれば、船員の自殺率は2014年以降3倍以上に急増し、自殺が海上における死因の第一位となった。船員の死亡原因中、自殺が占める割合は、2014-2015年は、4.4%に過ぎなかったが、2015-2016年には15.3%に急増している。2013年にスウォンジー大学が行った調査の結果で、2001年から2005年にわたり、職業別の自殺率で、船員は炭鉱労働者に次いで全産業の中で2番目に高かった。IMOによる国際的な調査でも、外航船員の自殺率は陸上労働者の約三倍となっている。国際船員福祉支援ネットワーク(ISWAN)は、船員の自殺防止のため、多言語で24時間対応の電話相談を受けるサービス(Seafarer Help)を運用しているが、最近は電話ばかりでなくWhatsAppでも相談を受け付けている。また、船員の代表機関であるNautical Instituteと英国の慈善団体であるHuman Rights at Seaは、船員のメンタルヘルスを改善するために、上級管理職向けのガイダンス文書をインターネット上で公表し、海運業界に特化した教育と実際のケースに基づいた対策を提供している。
      • 原文 Nov. 14, 2017, Maritime Executive (Dafnis)
    • 3】ロシアが中国の原油輸入先トップの座を固める
      • 3】中国海関総署が10月の原油輸入実績を発表し、ロシアが8か月連続で最大の原油輸出国となった。第2位が僅差でサウジアラビア、その後、アンゴラ、イラクと続いている。過去6年間でロシアから中国に対する原油輸出量は2倍以上となり、サウジを逆転した。2010年にはサウジのシェアが20%に対し、ロシアは7%以下に過ぎなかったが、2010年にイルクーツク州タイシェットから中国大慶市までの東シベリア・太平洋(ESPO)パイプラインが完成し、2011年から同パイプライン経由の輸出が開始され、さらに2014年にロシア最大の国営石油会社のロスネフチと中国石油天然気集集団との間で、25年間の総額2700億米ドルの原油供給契約が締結されて以来、ロシアがサウジを抜いて中国に対する最大の原油供給国となっている。
      • 原文 Nov. 24, 2017, RT (長谷部)
    • 4】英国が無人船の船舶登録を初めて認める
      • 4】英国船舶登録局(UK Ship Register: UKSR)は、英国海事沿岸警備庁(MCA)の付属機関だが、海事産業の新たな動向にUKSRが対応していることを対外的に示すために、同局としては初めて無人船舶の船舶登録を認めた。具体的に船舶登録されたのは、海上無人・自律船を開発販売しているASV社のC-Worker 7で海中の位置制御・観測・環境監視に用いられ、従来とおり人間が操船しても、半自動でもあるいは完全な無人化船としても操船が可能である。「自律運航船のような新技術を支援することにより、UKSRとしても英国が世界の海事産業のリーダーであり続けることを支援し、英国政府と広範な英国海事産業界の支援を得て、これからも英国籍船の拡大を続けたい。」とUKSRの局長は語った。
      • 原文 Nov. 13, 2017, UKSR (Dafnis)
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