2017/12/14 LROニュース(3)

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  • 2017.12.14 UP
    2017/12/14 LROニュース(3)
    • 1】シンガポールMPAが同国籍船、同国の海運会社に対する支援強化を発表
      • 1】シンガポール海事港湾庁(MPA)が4600隻に及ぶ同国籍船と同国の海運会社に対する支援強化策(11月1日から実施)を発表したところ概要は以下のとおり。①同国籍船の船主等がMPAの支援を必要とする場合に対応して週末を含む24時間電話対応サービスを開始する。②現在MPAは認証機関(ROs)が発行する電子証書を承認しているが、本年末までにアジアで最初の旗国としてMPA自体が電子証書を発行する。③カメラ搭載の小型飛行ドローンやロボットを船舶検査に活用して、従来のように貨物タンクの中に検査のための足場を組むなどの作業を省略し、検査のための船主の経済的・時間的な負担を削減するとともに、海事検査人が、検査のために高所に上るなどの危険な作業を行うことも不要とする。④貨物タンクの検査にドローンを利用する試験をいくつか行ったうえで、同国籍船舶に対する遠隔検査を承認するための基準を2018年第1四半期中に作成する。
      • 原文 Nov. 17, 2017, MPA (長谷部)
    • 2】ドイツ銀行等が海運不良債権の処理をさらに進める
      • 2】ドイツの銀行は世界の海運金融において主導的な役割を果たしてきたが、他国の金融機関が金融当局からの指導を受けて海運金融から撤退する中で、すでに海運企業に対する何十億ユーロもの債権放棄に応じてきたが、依然としてドイツの銀行全体で海運企業に関する不良債権を1000億米ドル抱えているといわれている。海運市況は約10年間にわたる不況を脱しつつあるものの、船腹量の過剰と世界貿易の低迷という問題は依然としてして続いていることから、ドイツの金融界の中でも主導的な役割を果たすドイツ銀行は海運企業に対する総額50億ユーロの債権を保有しているが、最低でも2億5000万米ドルに達する不良債権をまとめて他の債権から隔離したうえで一括して債権の売却を図ることを目指している。
      • 原文 Nov. 17, 2017, Reuters (長谷部)
    • 3】EU NAVFORの旗艦が海賊の容疑者を追跡・逮捕
      • 3】11月17日から18日にかけて、ソマリア湾の南方で、52000トンのコンテナ船と漁船がたて続けに海賊に攻撃を受けた。海賊はコンテナ船に対し、何発もの対戦車擲弾を発射したが、民間武装警備員が乗船していたコンテナ船が海賊対策マニュアルBMP4に従って適切に回避活動を行ったため、船舶と乗員に被害はなかった。ソマリア欧州連合海軍部隊(EU NAVFOR)の旗艦であるイタリアのITS Virginio Fasanから飛び立ったヘリコプターが海賊の母船と高速艇を発見し、同船が海賊船を追跡・拿捕したうえで、海賊6名を逮捕した。海賊は刑事訴追を行うため関係当局に引き渡される予定。
      • 原文 Nov. 19, 2017, EU NAVFOR (Dafnis)
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