2017/11/10LROニュース(4)

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  • 2017.11.10 UP
    2017/11/10LROニュース(4)
    • 1】シンガポール海峡で海賊がタンカーに乗船
      • 1】10月30日午前1時42分頃に、シンガポール海峡でインドネシアのバタム島のTerumbu Betataの北東沖約6.5海里において、アフラマックスタンカーにナイフで武装した5人の海賊が乗船し、機関室で当直の乗員を縛り上げて、いくつかの補修部品を強盗したのち、小型ボートで逃走した。タンカーの船長はシンガポール船舶交通情報センターに通報し、他の乗員がタンカー内の捜索を行ったが、さらなる侵入者を発見しなかった。タンカー乗員は無事であり、中国に向けた航行を継続した。原油が満載されていたために、乾舷が下がった可能性が高いので、海賊にとっては乗り込みやすかったことが指摘されている。
      • 原文 Oct. 31, 2017, Maritime Bulletin (Dafnis)
    • 2】シンガポールMPAとシェル海運・海事が港湾における排ガス削減等で提携
      • 2】業界と研究機関の間の連携を促進するために開催された「Singapore Maritime Instituteフォーラム2017」の場において、シンガポール海事港湾庁(MPA)とシェル海運・海事は、①シンガポール港における排ガス削減のための革新的な手法の開発②港湾における自動化技術の活用③海運関係者間における電子情報のやり取りの安全性と効率性の強化のための情報デジタル化の研究開発の支援の3分野で連携していくことを確認する覚書を締結した。シンガポール政府はシンガポール港における雇用を確保し国際競争を勝ち抜き、海事クラスターを強化していくため、将来に備えた投資を継続していくとMPA長官は語った。
      • 原文 Oct. 31, 2017, MPA (長谷部)
    • 3】中国:2020年までに最初のオフショア原子炉の完成
      • 3】中国の最初のオフショア原子炉の製造にあたっている中国船舶重工集団(China Shipbuilding Industry Corporation: CSIC)の技術者によれば、2020年までに最初の海上原子炉が完成する予定であると語った。この技術が完成すれば、南シナ海の係争中の島々や海上の原油・ガス掘削リグに安定した電力を供給するこが可能となり、中国が強い海洋覇権国家になるという国家的な野心がさらに強化される。この最初の海上原子炉は渤海北方の掘削リグに据え付けられる予定で、CSICのほか、中国海洋石油公司(China National Oil Corporation: CNOOC)、中核集団(China National Nuclear Corporation: CNNC)、中国広核集団(China General Nuclear Power)の各社が事業に参加している。
      • 原文 Oct. 31, 2017, Reuters (長谷部)
    • 4】UNEPが「2017年排出ギャップ報告書」をCOPに先立ち発表
      • 4】10月31日、国連環境計画(UNEP)が「2017年排出ギャップ報告書」をCOPに先立ち発表したところその概要は以下のとおり。現在各国が約束している温暖化防止措置(National Determined Contributions: NDC)だけでは、パリ協定が目指す地球の気温の上昇を2度以内に抑制するために必要な措置の1/3程度しかカバーできず、今世紀末までに地球の気温は少なくても3度上昇する。したがって、パリ協定の合意を見直す2020年にはより強いNDCが必要となるが、2020年まで現在のNDCを継続すれば状況はさらに悪くなりかねない。本報告書では、農業・建設・エネルギー・林業・工業・交通の分野において、既存の技術に基づき温暖化防止対策を急速に進めれば、地球温暖化ガスを削減できる現実的な対策を提案している。
      • 原文 Oct. 31, 2017, UNEP (長谷部)
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