2017/7/12LROニュース(7)

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  • 2017.07.12 UP
    2017/7/12LROニュース(7)
    • 1】パリMoUが2016年パフォーマンスリストを発表
      • 1】5月に開催されたパリMoU第50回会合で、パリMoU委員会は2016年における検査結果を承認するとともに、旗国と認定検査機関に関する新たなパフォーマンスリストを採択した。新たなリストは7月1日から適用される。旗国に関する「白、灰色、黒のリスト」は過去3年間の検査結果と出港禁止命令を受けた件数をもとに決定される。2016年リストでは、42の旗国が白、19が灰色、12が黒と認定された。昨年と比べると、韓国が白から灰色に降格し、パラオとバヌアツが灰色から黒に降格し、セントビンセント・グレナディンが黒から灰色に昇格した。灰色と黒の旗国の船舶は、検査の結果問題が発見されれば、2011年から適用されているより厳しい禁止措置が適用されることとなる。
      • 原文 June 20, 2017, Paris MoU (長谷部)
    • 2】欧州理事会が世界海事保安について決議
      • 2】6月19日、欧州理事会は世界海事保安について決議を行ったところ、その概要は以下のとおり。理事会はEUが世界の海事保安の番人として重要な役割を果たし、海事問題については多国間主義の観点から法の支配を徹底し、国連海洋法などの国際法をEUの世界戦略や理事会の決議に沿って全世界に適用することの重要性を確認した。このような観点から欧州理事会は、EUの海事保安戦略と行動計画を引き続き実行することを確認し、2016年11月10日に採択された国際的な海洋管理に関する共同コミュニケ、2017年4月3日に採択された国連持続可能な開発に関する2030年アジェンダの実施の支援に関する理事会決議、2017年6月5日から9日に開催された国連海洋会議の合意事項、海事保安に関するG7外相共同コミュニケに従い、国際的な海洋管理と世界的な海事保安が互いに密接に関連することを確認した。
      • 原文 June 19, 2017, 欧州理事会(長谷部)
    • 3】南アフリカ競争委員会が邦船3社のコンテナ部門合併案を却下
      • 3】6月21日、南アフリカ競争委員会が邦船3社によるコンテナ部門の統合について、過去邦船3社が自動車運搬船の運賃カルテルで有罪になったのと同様に、競争制限的行為を助長するとして認可を拒否した。5月には、米国の連邦海事委員会が同委員会はこの統合案を判断する権限を有しないとして承認を却下している。
      • 原文 June 22, 2017, Splash 24/7 (長谷部)
    • 4】欧州委がMRV規則の改正について検討を開始
      • 4】EUは船舶の燃費消費実績報告制度に関する規則(MRV規則)を2016年に採択したが、同規則第22条に「国際的なMRV協定ができた場合には、欧州委員会はMRV規則を見直さなくてはならない。」とする再検討規定があり、2016年10月にMEPCで船舶の燃料消費に関する全世界的なデーター収集制度に関する法的枠組みを設立するためのMARPOLの改正が合意され、情報収集方法に関するガイドラインが7月のMEPCで合意される見通しであることから、22条に基づき欧州委員会はMRV規則の見直し作業を開始した。EUとIMOのデーター収集方法にはいくつかの相違点があり、欧州委員会としては、MRV規則をIMOのガイドラインに従って①完全に改正する②一部見直す③現在の規則を維持するという3つの政策的な選択肢について、広く関係者の意見を聴取しながら検討を進めることとなる。
      • 原文 June 21, 2017, EC (Hannah)
    • 5】トランプ大統領が退役海軍少将をMARAD長官に指名
      • 5】6月21日、トランプ大統領は運輸省海事局(MARAD)長官に、海軍退役少将のBuzby氏を指名したいと発表した。氏は海軍に34年間奉職し、この間ミサイル駆逐艦(CARNY)の艦長や第31水雷隊の司令官などを歴任し、現在は退役して、米国防衛輸送協会の会長兼CEOを務めている。
      • 原文 June 21, 2017, The White House (長谷部)
    • 6】ブラジル政府が老朽化した鉄鉱石運搬船に対する検査を強化
      • 6】最近のばら積み船の事故を受けて、ブラジル政府は船齢18年を超える全ての鉄鉱石運搬船に対して、ブラジルの港湾に入港時に、鉄鉱石の積載を開始する前に通常のPSC検査に加えて付加的な検査の義務付けを開始した。
      • 原文 June 22, 2017, West of England P&I (長谷部)
    • 7】カタール船がスエズ運河付近の港湾から締め出される見込み
      • 7】7月7日、スエズ運河庁議長は、カタール籍船がスエズ運河エリアの港湾と特別経済区域への入港を禁止される見込みを明らかにした。ただし、スエズ運河の自由航行に関する条約により、スエズ運河そのものへのアクセスは可能である。これはサウジアラビア、UAE、エジプト、バーレーンによる制裁の一環として行われるものであるが、カタール政府は入港禁止に関連して発生した損害について賠償を求める意向で、企業などから損害を取りまとめる部署を9日に設置した。
      • 原文 July 10, 2017  The Maritime Executive (武智)
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