2017/12/1 LROニュース(3)

NEWS


※LROニュースの内容については、有料メールニュースなど営利目的での転載はご遠慮頂くとともに、2次使用の際はLROニュースからの転載である旨を明示していただきますよう、お願いいたします。

トップページ > LROニュース > 2017/12/1 LROニュース(3)
  • 2017.12.01 UP
    2017/12/1 LROニュース(3)
    • 1】ロシア政府が北極海北航路に関する権限をロスアトムに集約することを検討
      • 1】ロシア政府は北極海北航路に関する既存の複数の機関が分掌する権限と国家資産を国営の原子力企業であるロスアトムに集約するための決定を近く行う見込みで、ロスアトムは北極海北航路と周辺地域におけるすべての海事活動と国家資産の管理に関する権限を掌握することになる。子会社であるRosatonflot社が運航する原子力砕氷船の管理に加えて、交通省が現在担当している港湾の管理やRosmorport社が運航する非原子力砕氷船の管理も行う。また北極海北航路における船舶の安全運航の管理を行っている北極海北航路庁は、ロスアトム社内の「北極課」の一部となる予定である。
      • 原文 Nov. 10, 2017, High North News (長谷部)
    • 2】米国の科学者が北極圏の野生動物保護区における石油開発の解禁に反対
      • 2】11月9日、連邦政府やアラスカ州政府において野生動物保護区の問題を担当していて引退した公務員を含む37人の米国在住科学者が、共和党出身で上院エネルギー委員会の委員長で野生動物保護区における石油開発を解禁する法案を11月8日に提案したMurkowskiアラスカ州上院議員と、民主党で同法案に反対するCantwellワシントン州上院議員に対して、同区内における石油開発の解禁は、野生動物保護区を設けた目的に反するとする書簡を送った。同法案によれば、石油開発事業者は開発事業遂行に必要であれば、野生動物保護区内で道路を含むインフラ施設の建設を自由にできることとなり、北極圏における最も偉大な野生動物の多様性を体現する保護区内の沿岸部の平野に存在するシロクマ、ハイイロクマ、クズリの生息地を破壊することになるとして反対している。
      • 原文 Nov. 9, 2017, Reuters (長谷部)
    • 3】欧州海上保安庁が2017年海難年次報告書を発表
      • 3】11月13日に、欧州海上保安庁(EMSA)が2017年海難年次報告書(Annual Overview of Marine Casualties and Incidents 2017)を発表したところその概要は以下のとおり。2016年においては、海難事故により、106名が死亡、957名が負傷、26隻が全損、123件の事故について事故調査が行われた。2011年に創設されEMSAが管理する欧州海難情報プラットフォーム (European Marine Casualty Information Platform: EMCIP)に、2016年中に発生した3145件と合わせて、これまでに集まった海難情報の累計は16500件となった。2014年以降は、報告された海難の数が年間約3200件と安定しており、重大事故の数が前年並みとなっているが、より深刻度の低い事故の数が微増しつつある。2011年から2016年の5年間でみると、海難事故の半分は不適切な操船に起因する接触・座礁・衝突事故であった。船員関係の事故では、40%の事故が船員が滑ったり転落して発生した。同期に発生した事故の60%は人的ミスが原因であり、71%は船上のおける操船が一つの要因であった。
      • 原文 Nov. 13, 2017, EMSA (Dafnis)
  • 資料閲覧 その他